留学・金融・奨学金日記 慶應

慶應生が経済とか金融とか奨学金とか試験とか就活をつらつら書いていくブログ

日本の大学生とコモディティ人材

コモディティ化するというのは、付加価値をもたず面白みのない他と一緒の均一商品化することをさす。

日本の大学生は均一化された世界の中で、恐ろしいほどの同質化が起き、大学生総コモディティ化が起きていると感じる。

 

会話、バイト先、就職先、日々の生活、全てが非常に均一化しているなぁと感じる。

授業をだるいといっててきとうに受け(別に授業をしっかりと受けることが正しいわけでもない)、同じような飲み会を繰り返している。SNSで流行ったお店や遊び場所にいって、写真をとって帰ってくる。話題も、どのグループの話題を聞いても大体代わり映えしない。

 

就職活動になると、バイト体験、国際交流体験、一年とかの留学体験、学生団体体験、などすべて代わり映えのはない、話をしている。日本の大企業の面接官だけはしたくない。同じような話を拷問のように聞かされ続ける。

 

そんな同質な人達は、みんなと同じような会社に入ってみんなと同じような仕事をして、みんなと同じような給料をもらって、みんなと同じように日々を過ごしていく。

 

日本の大学生ほど時間も経済的にも余裕のある集団はいないのだから、もっと面白く人と違っていいじゃないか、と思う。そう生きていれば、企業側にもこの人はほかにはないこういう部分があるな、と明確にわかってもらえる何かが生まれると思う。

 

スポーツに全力で打ち込んで真剣に日本一を目指す奴、金融の勉強が大好きで一生懸命やってたら教授に見初められ学部生なのに共同論文をかいた奴、株投資を全力でやって家を学生の間に建てちゃうやつ。本を大量に読みまくって、小説家としてデビューする奴。

なんでもいい、なんでもいいから、面白い何か、人とここは明確にちがう、という何かがあれば、その独自性で人より高い賃金を得られるし、話していても面白い。

 

どこにでもいるような人となぜずっと話していたいだろう?